健康リスクマネージメントは意外と軽視されがちです。海外営業パーソンとして活躍するための土台の土台、それが健康なのです。海外出張や赴任の機会などで、海外営業員の肉体は常に変化に晒されているものです。移動する度に、自然環境・衛生環境・社会環境、そして文化も変わります。日頃、日本の土地・日本での生活用にチューンアップされた私達の身体は新しい環境に適応しようと変容を起こします。その身体活動が知らぬ間にストレスになり、自覚の無いうちに疲労として現れてくるのです。お腹の異常や痔の悪化は付きモノで、リスクは身近に存在しています。
2026年現在、長距離フライトの疲労・時差ボケ・オンライン商談による不規則な生活リズムなど、海外営業パーソンの身体にかかる負荷はかつてより多様化しています。「体が資本」という言葉は、海外営業パーソンにとって最も重い言葉の1つです。
まずは日本語の通じる医療機関・信頼できる病院を探しておきましょう。母国語の通じる医療機関を知っていることは非常に重要です。危機状態にあるときは外国語で病状を語ることは困難です。また、救急コールの使い方を調べておきましょう。簡単な3桁とは限りません。また、救急車が民間経営で、電話するとどこの会社の救急車にしますか?等の想定外の質問がくることがあります。リスクは事前の調査が要になります。
2026年現在、GoogleマップやExpat向け医療機関検索サービスを活用することで、渡航前に日本語対応の医療機関を簡単に調べることができます。また、加入している海外旅行保険会社の緊急連絡先・キャッシュレス対応病院リストを事前にスマートフォンに保存しておく習慣も、いざという時の安心につながります。
日本の健康保険と、海外の医療保険は全く違うものです。渡航前の事前の調査が大切です。例えばアメリカの場合なら、病気になったらまず保険会社に連絡し、保険でカバーされるか、診察してくれる場所はどこかなどを確認したりもします。渡航前に事前に確認しましょう。
日本で飲んでいる薬が欲しくなった場合、日本人が多く住む都市の日系デパートやドラッグストアであれば市販のモノを買える場合もあります。しかしながら、名称が違う場合も多くありますので、薬を購入する時は基本的には化学名を元に調べてみて下さい。普通の解熱・鎮痛剤が必要ならアスピリンが良いでしょう。また、抗生物質は病院でも簡単には処方されません。
2026年現在、ChatGPTなどのAIツールに「この薬の化学名・成分名を英語で教えて」と入力することで、海外での薬の購入・説明に役立てることができます。ただし、医薬品に関する情報はAIの出力をそのまま信用せず、必ず現地の医師・薬剤師に確認することを強くお勧めします。
アフリカ中部・南アメリカ大陸の主に北側が汚染されている。
世界中に広がっており、予防法がない。防虫をすること。
世界中にある。内服薬で予防は可能だが、蚊も防虫すること。
主に東欧。良いワクチンもあるので3度の予防接種が推奨される。
川魚・淡水魚の生食を避ける。淡水には入らないこと。
小動物一般にある。コウモリからの感染例も多い。
日本では予防接種をしないが、世界中に広まっており、予防が大切。
ワクチンは現時点では承認されていない。感染経路(血液・体液)への注意が基本的な予防策となる。
毎年ワクチンを打つことで、多くの型に対応できる。2026年現在、渡航先によってはその地域で流行している株に対応したワクチンの接種が推奨される場合があります。現地の医療機関または日本の渡航外来で事前に確認しましょう。
クラミジアやトリコモナスはコンドームでは予防できない。
治療法は確立されつつあるが、かかっても平気ということではない。
COVID-19以降、新興感染症・変異ウイルスへの対応が国際的な課題となっています。渡航前には外務省・厚生労働省の感染症危険情報・感染症レベルを必ず確認し、必要なワクチン接種・入国要件を把握しておきましょう。
渡航地域の状況を調べ予防接種を受けましょう。渡航の半年前から準備ができれば理想です。
予防接種を受けたら、記録や証明を残しておきましょう(幼児の場合母子手帳があると良い)。予防接種の基本組み合わせは「A型肝炎+B型肝炎+インフルエンザ+破傷風+狂犬病+α(地域による)」です。また、渡航前に必ず歯の治療を済ませましょう。
2026年現在、スマートフォンアプリ(外務省「たびレジ」等)を活用することで、渡航先の最新の安全情報・感染症情報をリアルタイムで受け取ることができます。出張・赴任が決まったら、たびレジへの登録を習慣化しましょう。
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