海外営業に必要な知識

海外営業においては、販促にも、マーケティングにもインターネットを使いこなせる知識が不可欠です。更に、海外での広告作成などに必要な画像データ処理の知識、法律知識、など常に最新情報が必要になります。

アップデートを続ける必要がある知識は?

貿易(実務)知識

書類作成から通関、経理処理、インコタームズ、流れと意味を把握していますか?一部分しか担当していないと全体が見えなくなります。流れを把握できるように努めましょう。

マーケティング・プロモーション知識

脳にフィルターはありますか?自らに質問を投げかけ、何かを意識していないとどこの国に行っても何も見えません。そして、購買、販売心理を理解していますか?時流に沿った活動を!

基礎的な財務・会計知識

かなり基礎的な部分だけで大丈夫です。利益計算や限界利益、営業利益、などの用語がわかる程度の知識は必要です。会社は利益を稼ぐもの、売上だけではありませんよ!

インターネット知識

WEBの活用法をご存知ですか?Googleを使えますか?インターネットを使うことは海外営業の要になります。販促ツールとして、管理ツールとして。知ると知らないに決定的な差が!

パソコン操作知識

ホテルからネットに接続できますか?データを整理していますか?DVDにデータを落としEMSで発送。ファイルを圧縮しサーバーにアップロードしDLリンクをメール送信。理解できますか?

基本ソフト知識

ピボットテーブルは使えますか?報告書を作成できますか?パワーポイントは使えますか?アドビのイラストレータ、フォトショップはどうですか?ワード、エクセルは、、では通用しない!

商品・業界知識

自分の会社のこと、業界のこと、商品のこと、わかっていますか?海外ではいわゆる経営層と顔を合わせる機会も多くなります。恥をかかないように、最低限の知識を備えておきましょう。何でも検索できる時代に丸暗記の知識は不要です。多くの人と関わり、傾聴を積み重ねることで情報が体系化され、自らの脳の中で新たな付加価値を生み出します。価値を得た情報は惜しまず発信し続けることで、更なる人と情報を集め、アップデートされることでしょう。

情報ネットワークを持ちましょう

海外では競合他社同士さえ仲良くお酒を飲み交わしたりします。お互いに情報源として利用し合っているからです。国際市場では日本連合。協力関係を築いて中国、台湾、韓国等との競争に勝ち抜きましょう。