海外進出する外食産業!進出は容易になりつつも競争も激化!

ラーメン

海外に進出する日本の飲食店が増えていますね。
多くの場合は、フランチャイズの形式で進出するものです。

最近ジェトロが取り上げているように、シンガポールなどでも進出している日本人の多さや、現地の所得の高さなどから注目され、多くの日系レストランが進出しています。

日本の外食産業は、世界市場において、洗練された料理、おもてなしという言葉で広がりつつあるきめ細かなサービスで人気がある一方で、大成功している企業がまだまだ少ないという現実もあります。
国内の外食産業はすでに飽和状態です。

海外に目を向けるチェーンが増えるのは、ある意味で当然と言えますが、小さなレストランが進出ということになると、まだ少し敷居が高いのかもしれません。
しかし、この流れは変わってくるでしょう。

海外進出で有名なのが、熊本の味千ラーメンですね。
中国でも有名です。
吉野家や元気寿司もたくさん見かけます。

しかし、ここまでの大手チェーンではなくても中小規模の飲食店でも、海外進出は十分に可能です。
現地のマーケット情報や、現地人の好み、その国ならではのリスクなど、リスクマネジメントをしなければならないことが沢山ありますが、現地の優秀なパートナーを得て展開することができれば、夢物語ではありません。

ロンドンでは「とんこつラーメン」がブームに!

2015年、ロンドンでは、「とんこつラーメン」が大人気になっており、店には行列ができているようです。
有名どころでは、「金田家」「博多一風堂」が、SOHO地区のトッテナム・コート・ロードに進出しています。

ラーメン系では、その他にも「麺屋一点張」や、何と海外で「つけ麺」を展開する「SASUKE」などがあります。
その中でもとんこつが特に人気。
テレビでも紹介されていました。

英国在住の日本人だけでなく、英国人にも評判とのことで、一風堂では定番「白丸元味」が10ポンドで提供されています。

ラーメン店の海外進出は、166社にも及ぶそうです。(2014年10月17日現在)

もう少し敷居が低くなれば、挑戦したい起業家はたくさんいるでしょうから、海外市場に挑戦する外食産業は今後も増えそうです。
ハラルラーメンなんかも、チャンスがあると思います。

小さなレストランも中規模のチェーンも、海外進出に挑戦しやすい環境になりますように、頑張りたいと思います。