緑茶の輸出に追い風!日本食産業を世界に!
緑茶が世界的なブームになっていますね。
日本食(和食)が世界的に認められるようになり、ユネスコの無形文化遺産に登録されるなど大躍進を続けてきましたが、それに伴い日本茶(緑茶)にも注目が集まっているようです。
食品の輸出にさらに勢いをつける良いニュースですね。
緑茶は国内では需要が低迷していくと思われます。
生産者は高齢化し、人口も減少しているわけですから、新たな消費地を探さなければならない事は明白です。
都会に住む若い人の一人暮らしの家には、急須がないことも珍しくないと思います。
私は毎日飲むようにしていますけれども、まぁ、若い世代とは言えません(笑)ただ、ペットボトル入りのお茶はたくさん見かけますね。
でもあの茶葉は価格も抑えられていると思いますし、中国からの輸入品との競争も激しそうです。
お茶の産地といえば、静岡や鹿児島が有名ですが、それぞれの農家さんもいろいろな取り組みをされていることと思います。
高級志向で高値で売れる市場を開拓したいと、多くの方が思っているのではないでしょうか? 今現在、海外で日本茶がブームになっているのも、やはり最初はペットボトルですね。
「おーいお茶」などは海外でもよく見かけます。
いろいろな理由があると思いますけども、なぜか海外で手にするお茶は甘いことが多い。。
無糖のお茶は、海外特に先進国でこれからもっともっとブームになっても良いはずです。
アメリカなどは肥満大国ですし、カテキンや緑茶の高血圧の予防成分などさまざまな効能がマッチしていると思います。
コーヒーのように日常的に飲まれるように定着できれば、莫大なマーケットになります。
ペットボトルやティーバックのお茶ではなく、急須で入れるような文化はなかなか定着しないでしょうけれども、簡単な機械が開発されたり、使用済みのお茶の葉の二次利用をエコや健康と絡めて提案できたりすれば、何らかの反応が出てくるのかもしれません。
飲むお茶以外でも、いわゆる抹茶系のお菓子などを健康食品として提案できれば、また新たな展開が望めるかもしれません。
ドイツでは日本茶ホームパーティーが開催されることもあるようです。
茶道のパーティーとは面白いですね。
さて、緑茶がもっと確固たる世界進出を達成するためには、まだまだたくさんの知恵や提案が必要となりそうです。
原発の風評被害なども含め、官民一体となった戦略を立案する必要があるでしょう。
安い中国産の緑茶の安全性や、差別化なども明確に打ち出したいですね。
また、TPPの効果で日本の食材がさらに世界に輸出されるよりなれば、日本文化として、健康食品としての緑茶もさらに需要が高まると期待しています。